伊庭征西日記

時は幕末。
武士の世が終わりを告げようとしていた時代。
迫り来る変革の波の中、最後まで幕臣としての矜持を守り抜いた武士がいた――。
心形刀流の達人・伊庭八郎。
結核に身体を蝕まれていた伊庭は、その僅かな余命を徳川幕府に捧げることを決意する。
そして親衛隊として将軍の上洛に随行し、血脂の臭いの染み付いた京の町で初めて人を斬った伊庭は……!?幕末動乱期の日本――開国したばかりのこの国でただ“日本”のためのみを想い、奔走するサムライの姿があった。
大きな時代のうねりの中で、身分や立場を越え、私心なき幕臣として清廉なる信念を貫いた、小栗上野介忠順の物語!!国内の不穏な情勢の中、薩摩の巨魁・西郷吉之介も静かに動き出そうとしていた。
さらに西欧列強による干渉を受けながらも、小栗上野介が目指す「自立した強い国」への第一歩「造船所建設」に向けて小栗の戦いは続く!!地を撫でるかのように速く、山から山へと駆け抜ける山の民・撫衆(なでし)! 半兵衛は行き倒れていたところを拾われた、俗落ちの身であったがその強さと速さはずば抜けていた。
徳川泰平を目前にした時代に生きる半兵衛は、その身体能力を買われ権力者の手先となることを強いられるが……!? 山田風太郎の原作を元に描く、傑作アクション時代劇!!南町奉行所には連日血生臭い事件がとび込んで来る。
そこで剣客にして切れ者与力・星川主馬。
この男の耳に入った事件はなぜか早々に解決すると評判だ。
それもそのはず、身分は違えど血を分けた双子の弟、可憐にして妖艶な花形女形・澤井鶴助とともに変幻自在の大捕物を繰り広げているのだ。
粋で艶やかな二人の伊達男が魅せる、江戸の夜の大捕物噺!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60013093



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